スタートして20周ほどで、カイル・ブッシュがトップ20へ。エリック・ジョーンズとハムリンもこれに続きました。しかし、エリック・ジョーンズは25周目に出されたコンペティション・コーション(主催者により予定されて出されるコーション)時のピットでスピード違反を取られ後退。

 カイル・ブッシュとハムリンは着実に順位を上げていき、ステージ1の残り15周の時点で2台共にトップ10入りを果たしていましたが、カイル・ブッシュは終盤のコーションからの、最後の1周で切られた再スタートでミス。ステージ1はハムリンが5位、17番手スタートのマーティン・トゥルーエクス・Jr.が11位、カイル・ブッシュは12位となりました。

 ステージ2は、雨雲が近づいているという予報の中、この日圧倒的な速さを見せたフォード勢に、カイル・ブッシュがひとり食い込んでのバトルとなりました。

 ステージ2は、上位を占めるフォード勢に割って入ったカイル・ブッシュが4位。ペナルティから見事は復帰を果たしたエリック・ジョーンズが9位、ハムリンが11位。

 最終ステージ3に向けては、更に厚みを増す雲と、暗くなっていく空の下、各チーム、途中でレースが中断終了することを読みながらのピット戦略に悩まされることに。

 125周目にステージ3のスタートが切られましたが、4周でスピン車両によりイエローコーション。数周のコーションラップで状況を確認しましたが、この少し前から降り始めていた雨により、レースは赤旗中断に。そのまま終了という判断がなされ、レースは133周で公式に成立。カイル・ブッシュがトヨタ勢最上位の4位フィニッシュとなりました。カイル・ブッシュはドライバーズランキング首位の座を守っています。

 次戦第16戦は6月24日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイで行われます。

ドライバー カイル・ブッシュ

「特定のチーム以外にとっては、厳しいレースでした。彼らは本当に、本当にストレートで速かったです。我々のトヨタ・カムリもとても好調だったのですが、彼らについて行くのが精一杯でした。4位という結果は悪くないです」

「昨日の練習走行ではとても感触が良かったので、今日、天候が回復して暖かくなってくれれば、と思っていましたが、そうはならず、寒い一日になってしまいました。今日は苦戦しましたが、今季もう一度あるミシガン戦ではもっと上位を目指すべく努力を続けます」

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