これで楽な展開となったのがボルコビッチで、彼のヒュンダイを追走したシビックのタッシは、8周目に3番手を走るジュリアン・ブリシュ(プジョー308 TCR)にターン8でプッシングされコースオフ。このアクシデントでセーフティカーが導入されるとともに、ブリシュには30秒のタイムペナルティが加算され、表彰台を失う結果になってしまった。

 勝者ボルコビッチは開幕戦ポールリカールでの2連勝に続く今季3勝目。2位にスティアン・ポウルセン(セアト・クプラTCR)、3位にナジーの表彰台となった。

 続くレース2は、ポールポジションからのスタートとなったM1RAのフランシスコ・モーラが、オープニングでいきなりフランシスコ・アブレウのプジョー308 TCRに首位を奪われる展開となるも、このポルトガル人同士の争いを制したのはモーラで、6周目のターン12でプジョーのインサイドに激しいダイブを見せたヒュンダイが首位奪還に成功。

 続く7周目には集中力が途切れたか、アヴレウがワイドになった隙を見逃さずにナジーがオーバーテイクを決め、これでM1RAの2台がワン・ツー・フォーメーションを構築する。

 そのまま13周のチェッカーまでチームメイト・バトルを展開したヒュンダイ勢は、地元ハンガリー人ドライバーのナジーを抑えきったモーラが、うれしいシリーズ初勝利をマーク。

 2位ナジー、3位には前戦勝者ボルコビッチと接触バトルを演じ、リタイアに追い込むなどハードなドライビングを見せたファイルズが入っている。

 なお、ハードなドライビングをみせたボルコビッチ、ファイルズのふたりは次戦オランダ・アッセンで開催される8月18~19日の第5戦、レース1で3グリッドダウンのペナルティが宣告されている。

R2で勃発したジョシュ・ファイルズとドゥサン・ボルコビッチのバトル。「汚い防御」とリタイヤのボルコビッチは憤慨
R2の序盤戦で奮闘を見せたフランシスコ・アブレウのプジョー308TCRは最終的に5位
R2で勝利したフランシスコ・モーラはシリーズ初優勝。ナジーはランキング3位に浮上している

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