31周目のチェッカーに向け、残り3周となったところで動きを見せたのは2番手を走行中のウィルキンスで、周回遅れやクラス違いのトラフィックを巧みに利用して首位エバースレーに襲いかかると、そのままオーバーテイクを成功させ見事に先頭へとおどり出る。

 その間隙を突き、ウィルキンスの後を追うような動きを見せたルイスのヒュンダイi30 N TCRも続けて2番手に浮上し、BHAがワン・ツー・フォーメーションを構築。そのままの隊列でチェッカーをくぐることとなった。

 一方、ポールからのレースで勝利を逃したエバースレーは、チームメイトのプレッシャーにさらされながら、なんとかコンマ9秒差を守りきって3位表彰台を確保。続く日曜レース2での雪辱を誓ってのフィニッシュとなった。

 そのエバースレーの願いが通じたか、翌日のレース2フォーメーションラップではなんと前日勝者ウィルキンスのマシンが燃圧低下のトラブルでコース上にストップ。BHAにとってはスタート前に1台を失う悪夢となり、RTRにとっては宿敵1台にフォーカスできる状況でのレースに。

 前日のレース終盤で2ポジションダウンの憂き目にあったエバースレーは、反省を活かしてタイヤマネジメントに集中。背後からはマシンを左右に振るBHAルイスの猛烈なプレッシャーが続くも、29周のトップランを守りきりフィニッシュラインへ。

 コンマ8秒差でヒュンダイのルイスが続き、3位には他クラスとの接触などで大きく遅れながらも、RTRのクーパーが入り、この2チーム4台で週末の表彰台を独占するリザルトとなった。

 これでシリーズランキングでも今季3勝のエバースレーが17ポイント差で首位をキープしている。PWCのTCRクラス次戦は8月10~12日にユタ・モータースポーツキャンパスで第5戦を迎える。

R2では前日の反省を活かし、ライアン・エバースレーがポール・トゥ・フィニッシュ
「ウィルキンスが去ったと知り、いかにタイヤをセーブするかのゲームになった」とランク首位のエバースレー

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