また既存のユニットで最適なエンジンがない場合でも、TOCAが用意した”共通エンジン”を搭載することが許されている。これにより、バラエティに富んだマシンの参戦が実現している。

「NGTC規定を導入して以降のこの数年、我々はチャンピオンシップとして非常に重要かつエキサイティングなシーズンを過ごしてきている。そのBTCCシリーズの進化の過程の一部として、ハイブリッド・エナジーを用いたパワートレインの導入を発表でき、うれしく思っている」と語るのは、シリーズディレクターを務めるアラン・ゴウ。

「このコンセプトは直近のテクニカルワーキンググループで歓迎を持って承認された。そしてすでに、技術的な検証作業を含めた実用化の作業が開始されている」

「しかし、我々のハイブリッドは現在のF1で使用されているような込み入ったシステムではないし、またその必要もないと思っている。我々が目指すのは技術的に”エクストリーム”なものではなく、現行のNGTC規定内でシームレスにドッキングが可能な、コスト効果の高いハイブリッドでなくてはならない」

「重要な点として、BTCCがハイブリッドを導入することにより、マニュファクチャラー、スポンサー、そしてファンに対してシリーズの存在意義をより明確に打ち出すことができるようになることだ。そして偉大なレースシリーズとしての存在感をさらに高めることが望まれる」

「ドライバーたちはハイブリッド・システムから供給されるエクストラパワーを、レースマネジメントの中でどのように使用するかの戦略的要素を求められることになる」

「それにより、BTCCの特徴である接近戦に加えて、レースクラフト(レースに関する総合的能力)が重要度を増す新たな興奮の要素が加えられることになるだろう」

同じホンダ・シビックでも、チーム・ダイナミクスやユーロテックはK20Cベースのニールブラウン、BTCノーリンはスウィンドン製のTOCA共通エンジンという例も
次のNGTC規定サイクルとなる2022年シーズンからの採用を目指している

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