「我々がスーパーTC2000に復帰するにあたり、最適なベースモデルは何かと考え続けてきた。世界中のあらゆるモデルを検討した結果、この新型ホンダ・シビックこそが我々の未来を託すにふさわしいクルマだと思ったんだ」と語るのは、自身もドライバーとして幾度もタイトルを獲得した経験を持つヴィクトール・ロッシ代表。
「エッジの効いたボディラインはエアロダイナミクス面でも恩恵があるだろうし、なにより我々チームの歴史において、TC2000に続いてこのスーパーTC2000でもホンダのマシンを投入するという、最後のピースを埋める時期が来たと判断したんだ」
オスカー・ファン・ガルベスを舞台に開催されるブエノスアイレス200kmは、レギュラーイベントとは異なりマシン1台につき2名のドライバーを登録する耐久イベントとなり、例年グローバルに活躍するゲストドライバーが数多く参戦してきた。
また昨年は、隣国ブラジルの人気シリーズであるストックカー・ブラジルの一行がマシンを運び込み、デモンストレーションランを開催すると同時に、将来の交流戦開催に向けた協議を本格化させるアナウンスも行っている。
チームは今後、このホンダ・シビックSTC2000開発の模様を公式SNS(https://www.instagram.com/ramracingok/)で随時アナウンスしていくとしている。

