4番手にはイバン・ミューラー、5番手はロペスとシトロエン勢が続き、ホンダ勢の最上位はロブ・ハフの8番手。今回WTCCにスポット参戦している道上龍(ホンダ・シビックWTCC)は10周をこなし、1分58秒998の12番手で最初のセッションを終えている。

 午前11時からスタートしたフリープラクティス2は、FP1に比べ気温もかなり上昇。午後の予選に向けふたたびピットアウト〜インを繰り返していく。途中、何度か最終コーナーを中心にコースアウト等はあったものの、大きなアクシデントはなく、このセッションも10周前後の周回を各ドライバーがこなした。

 FP2でふたたびベストタイムとなったのはジロラミ。昨年WTCCにスポット参戦した経験をもつが、予選に向け好調な手ごたえを得た。2番手はトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)、3番手はメディ・ベナーニ(シトロエンC-エリーゼWTCC)と、セバスチャン・ロウブ・レーシング勢が続いた。ホンダ勢の最上位はティアゴ・モンテイロの7番手。道上はこのセッションを15番手で終えている。

 ただ、予選になると急激に戦力図が変わるのがWTCCの恒例。この後午後3時からスタートする予選Q1がどんな展開となるのか、注目と言えるだろう。

ニッキー・キャツバーグ(ラーダ・ベスタWTCC)
ニッキー・キャツバーグ(ラーダ・ベスタWTCC)
ティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)
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