昨年はPWCに新設されたTCRクラスに参戦し見事初年度のチームタイトルを獲得したBHAは、今季の主戦場をIMSAにスイッチ。TCRマシンがエントリーするIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ・シリーズで、引き続きチームのレギュラーを務めるマイケル・ルイスとマーク・ウィルキンスがエースカーをドライブ。2台目は新加入のメイソン・フィリピとハリー・ゴットサッカーにニューモデルのステアリングを託す。

「ヒュンダイ・カスタマーレーシングとの提携でi30 N TCRを走らせた昨年の成功は、彼らのモータースポーツ・プログラム拡大を後押しするとともに、新型ヴェロスターN TCRの投入と、よりレース距離が長く経験豊富なドライバーが参戦する厳しいシリーズへのチャレンジを促す契機になった」と語るのはBHA代表のブライアン・ハータ。

「ヴェロスターの軽量で堅牢なアーキテクチャーを耐久レースカーに転用することで、成長を続けるヒュンダイのNブランドに対する信頼を築き、その活躍がすべての車種ラインアップに波及効果をもたらし、スポーティなイメージ強化に繋がるはずだ。この新型TCRカーでのレースデビューが今から待ち遠しいね」

 この新型ヴェロスターN TCRは、成功作となった『ヒュンダイi30 N TCR』と同じくヒュンダイ・モータースポーツの本拠地となるドイツ・アルツェナウで開発され、350PSの2リッター直列4気筒直噴ターボを含む85%のコアコンポーネントをi30 N TCRと共有している。

 ライフ・レーシング製ECUやディスプレイ類を始め、6速のニューマチックパドルシフト、APレーシング製セラメタリック・ツインプレート・クラッチ、フロントマクファーソン、リヤ4アームマルチリンクのサスペンション、フロント6ポット、リヤ2ポットのブレンボ製ブレーキキャリパーなど、その多くのパーツで信頼性が確保された構成となっている。

 デビュー戦となる2019年IMSAミシュラン・パイロット・チャレンジの開幕戦は、1月25日のデイトナ24時間となり、北米中心に全10戦のシリーズが予定されている。

まずはトップカスタマー契約を結ぶBHAに2台を供給。ロードカー販売のある市場に優先投入する構えだ
すでにBHA主体で開発テストが重ねられているが、実績あるパーツ類で構成されており、信頼性は充分
TCR規定での最低重量は1285kg、価格は13万5000ユーロ(約1670万円)となっている

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