このFK8型へのスイッチに合わせて、チームはエンジンサプライヤーも変更することになり、過去2シーズン、シボレー・クルーズとFK2シビックに搭載してきたスウィンドン・エンジニアリング製のTOCA共通エンジンから、2台のワークスカーと同じニールブラウン製のK20C型4気筒直噴ターボの供給を受ける。

「もちろん、この2シーズンをともに戦ったスウィンドン・エンジニアリングと袂を別つのは悲しいことで、決断は容易ではなかった」と続けたテイラー代表。

「しかし、BTCCの共通エンジンからより競争力のあるパッケージへ移行することは理にかなった選択だった。我々はかつてNBE(ニールブラウン・エンジニアリング)と仕事をした経験があり、私にとってもチームにとっても家に帰ってきたような気分だ。NBEチューンのホンダ製エンジンで戦うことは、シリーズでの争いに向け最高の武器を得たようなものだ」

 そしてチーム・ダイナミクス同様にファクトリーバックアップを受けるボクスホールのワークスチーム、PMRも2019年向けマシンカラーリングのイメージを公開し、タイトルスポンサーシップ契約の一環として保険会社のスターリング・インシュアランスを新たに迎え入れ”スターリング・インシュアランス・ウィズ・パワーマックスド・レーシング”としてシリーズを戦うとアナウンスした。

 さらにPMRはもうひとつのパートナーとして自動車部品販売のユーロリペアとの契約も発表した。同社はグループPSA傘下であることから、今後もボクスホールのワークスチームとしての立場をより強化していく表れだとみられている。

 発表同日より、チームはブランズハッチでのプレシーズンテストを開始しており、既報どおりウエスト・サリー・レーシングから移籍のロブ・コラードが初めてアストラBTCCのステアリングを握っている。

「前輪駆動のマシンに戻るのは少し違和感があったけど、ほんの数周でアストラBTCCの感触をつかむことができたよ。ベースとしては非常に満足している」と、久々のFFマシン、久々のボクスホールをドライブしたコラード。

「チームは1日中、私のテストに集中してくれてさまざまなセットアップ変更も試すことができた。そのなかでいくつかよいバランスも見つけ出し、コンシスタントで力強いラップタイムを記録することもできた。彼らはとてもよいマシンを作ったね。ジェイソン(・プラト)とともにシーズンを戦うのが楽しみになってきたよ」

 コラードとチームは変わりやすい天候にもかかわらず、ブランズハッチのインディ・レイアウトで100周以上をノートラブルで走破している。

FK2初年度にはシーズン中盤でダン・ロイドを招聘し、クロフト戦で勝利。クリス・スマイリーも1勝を挙げた
新たにスターリング・インシュアランスとユーロリペアを迎えたPMRのボクスホール・アストラBTCC
PMR移籍のロブ・コラードはBMW125i MスポーツからFFマシンのアストラに”復帰”し、初走行で100周以上を走破した
今週スペインに渡ってカラファトでテストを実施しているスピードワークス・モータースポーツは、トム・イングラムがトヨタ・カローラで順調にマイレージを重ねている

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