「あらゆるサーキット・カテゴリーで、本当にさまざまな形式の内燃機関エンジンのマシンを走らせてきた。もちろん、ラリークロスでも2リッター直列4気筒ターボで600馬力を超えるようなマシンを操ってきた。それは本当に楽しい経験だったよ」

「その体験を経て、クプラとともにエレクトリック・レーシングの世界に移行するべき時期が来たと感じているんだ。とくに僕の生まれた国や北欧諸国は、世界的に見てその先進的地域でもある。このセグメント誕生以来の“パスファインダー(先駆者)”であるクプラとともに、電動モータースポーツの世界に進もうと思う」

 現在開発中の『セアト・クプラe-Racer』は、世界初の100%電動ツーリングカーとしてTCR規定車両をベースに構築され、連続して300kWの出力を供給し、最大瞬間出力として500kW(680PS)ものパワーを発生。わずか3.2秒で0-100km/h加速をこなし、0-200km/hも8.2秒、最高速度は270km/hを軽々とマークする。

 エクストロームは、そのキャリアを通じてアウディスポーツのファクトリー契約ドライバーとして活躍を演じてきており、DTMの現役時代から自らのチームとなるEKSを組織して、ラリークロスの世界選手権でもアウディのマシンで戦ってきた。

 2018年にDTMからの引退を表明以降もアウディスポーツの顔としてさまざまな活動を続けてきたが、その立ち位置が今後どのように変化するかは、本人とアウディスポーツ双方からまだアナウンスはなされていない。

 この後、エクストロームと『セアト・クプラe-Racer』は、9月12日から開幕するIAAフランクフルト国際モーターショーで、セアトブースのラウンチイベントに登壇する予定となっている。

DTM引退後もアウディスポーツのブランドを牽引する役目も負っていたマティアス・エクストローム
9月12日から開幕するIAAフランクフルト国際モーターショーで、エクストロームと『セアト・クプラe-Racer』の公式お披露目が予定される

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