「トヨタとシボレーは我々のスポーツにおける技術的進化を推進する役割を担い、このプロジェクトを牽引することで、南米大陸におけるSCBシリーズのプレゼンス向上にも寄与してくれるだろう。ブラジルのモータースポーツ界は、今日トヨタからこうして大きなニュースを受け取り、それを発表できることを心から光栄に思う」

 SCBでは2019年シーズンからスポーツ、技術、マーケティングプラットフォームの改革プロジェクトを実施しており、その主なハイライトがこの「マルチブランド・チャンピオンシップの復活」だった。

 さらにその他の施策として、現在使用されている鋼管パイプフレームによるワンメイクシャシーのさらなる見直し、デジタル世界での存在感の強化、ブラジル自動車連盟の仕事を最適化するための新しい機器とツールの実装を上げており、2020年シーズンは3デイ開催から2デイ開催に移行するなど、これらの合理化により大きなコスト削減効果を見込んでいる。

 こうした時代の変革を告げるアナウンスがあった週末、タイトル争いも大詰めを迎えているSCB2019年シーズン第10戦がヴェロチッタで開催され、雨上がりの難コンディションとなったレース1をチアゴ・カミーロ(イピランガ・レーシング)が制し、今季5勝目をマーク。

 続くレース2はコース上にドライのレコードラインが現れる状況を見極めたブルーノ・バプティスタ(RCMモータースポーツ)が勝利を飾り、スタートの混乱でカミーロと接触して審議となった王者ダニエル・セラ(ユーロファーマRC)はお咎めなしで3位に入り、2戦連続の3位表彰台を獲得。3連覇に向けふたたびシリーズを牽引する18点差のポイントリーダーに立っている。

 大きな時代の節目を迎えるSCBの2019年シーズンも、残るイベントは2戦4レース。続く第11戦は11月22~24日にゴイアニアで争われる。

今季ポールポジションを連発し、最速男を襲名するチアゴ・カミーロが、第10戦ヴェロチッタのR1を制した
続くR2はドライアップの攻防戦を制し、ブルーノ・バプティスタが勝利。ダニエル・セラも連続3位表彰台を獲得した
「R1でルーベンス(・バリチェロ)やカカ・ブエノとバトルになったが、マシンを温存した成果が出た」と、R2を制し今季初勝利のバプティスタ

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