「(SNS投稿後)1時間以内に得たリアクションは、本当にクレイジーなものだったよ。スーパーカーに参戦する3チームから、このシーズンに向け一緒にできることは何かについてコンタクトがあったんだ」と語ったコートニー。
「そしてVASC以外のカテゴリーで戦うチームからも連絡があった。突然、僕の眼の前に現れた人々の話を聞くのは、本当に興味深い出来事だった。そして多くのドライバー仲間からもサポートの言葉をもらった。これはとても素晴らしい経験だ」
「僕たちはトラック上では激しい勝負を繰り広げているが、ある部分では兄弟みたいなものだ。だからこそ(共鳴の言葉は)すごくクールだった。まだまだ自分や子供たちのために戦い続けなくちゃいけないが、大丈夫。僕はプッシュし続けるし、言ったとおり関心を寄せてもらうこともできた」
直接的に「2020年シーズン内のシリーズ復帰はあるのか」と尋ねられたコートニーは「もちろん、そうするつもりだ」と答えている。
「この12時間に何が起きたのかと、その関心の大きさを考えれば、それらは僕がそうなる(2020年中に復帰する)ことを示している。本来なら新たなチームでそれをすべきだったが……契約は果たされなかった」
「当初、僕は大きなコミットメントを約束されていて、それがこそがこの契約の大部分だった。多分、僕とジョン(ウェブ代表)の友情のせいで、詳細についてあまりにも長い間、未確認のまま進んでしまったところがあったんだろう」
「でもアデレードを終えて、想定していたプライオリティが僕にないことがハッキリした。決断を下すにはそれで充分だった。幸いにも、僕はブースト・モバイルとの強固な信頼関係があり、最終的に彼らにも相談した」
「(ブースト・モバイル代表の)ピーター・アダートンは『決断をサポートするし、いつでも背中を押す』と言ってくれた。それで充分で、僕たちは決断した。ここからプッシュを続けて、今年後半に向けてどうなるか、状況を見守っていくよ」
チーム・シドニー側は、まだコートニーの代役をアナウンスする段階にはないものの「大きな衝撃を伴う決断にも関わらず、クリス・ピザーとコカ・コーラ・アマティル社は引き続きチームにコミットすることを確認し、2台のマシンを走らせる」とコメント。3月15日開催のF1開幕戦併催の第2戦に向け、新たなドライバーと体制をアナウンスするとしている。

