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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.04.13 17:34

STCC:盟主PWR包囲網完成。開催延期のなか強豪チームが続々と2020年体制を発表

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海外レース他 | STCC:盟主PWR包囲網完成。開催延期のなか強豪チームが続々と2020年体制を発表

 2019年に続き、今季もKågered Racingはグリッドに3台のマシンを並べる計画で、アールベルグはすでに発表済みのエミール・パターソン、ミカエル・カールソンとともにシリーズを戦うことになる。

 一方、ドライバーズタイトルこそPWR Racingのエース、ロバート・ダールグレンに奪われはしたものの、2019年チームタイトルを獲得しているBrink Motorsportは、2020年シーズン向けアウディRS3 LMSの新リバリー披露と同時に、最初のプライベートテストを完了した。

「ふたたびシリーズに参加することができてうれしいよ。今回は僕らチームやドライバーのみの限られた環境でのテストになったが、3台のアウディ全車をトラックで走らせ、各車両がうまく機能することを確認できて有意義な時間になった」と語るのは、ドライバー兼チーム共同創設者であるトビアス・ブリンク。

 スウェーデンのユンビヘッドに位置するショートサーキットで、ブリンク以下、ハンス・モーリン、フレデリック・ブロムステッドの3名が参加したテストは成功裏に終えたものの、チームとしても世界のすべてのカテゴリー同様、開幕のために条件が改善するのを待つ時間が続いている。

「僕らはSTCCオーガナイザーと密接に協力して、2020年に向け可能な限りポジティブな状況を作れるよう努力している。世界の健康状況を完全に尊重し、開幕を延期するとした組織の決定を完全に支持しているし、僕らの見解でも他の選択肢はなかったと考えている」とブリンク。

 またSTCC創世記からシリーズに参画し、TTA時代にはフォード・モンデオやシトロエンC5などで戦ったBrovallen Designは、新たにノルウェー出身の19歳マグナス・グスタフソンと契約。チームのアウディRS3 LMSを託すことに決めた。

「STCCこそ、幼い僕に『この世界に進みたい』と思わせてくれた原初体験のシリーズでもあるんだ」と語ったグスタフソンは、2019年に本格的キャリアをスタートしフォーミュラ・ノルディック・シリーズでランキング7位の戦績を残した。

「これが前輪駆動ツーリングカー初挑戦になるけれど、いきなりトップを争えるなんて幻想は抱いていない。願わくば(併設される)ジュニア選手権のランキング争いに加われると最高だね」

Brovallen Designから2020年STCCデビューが決まった19歳のマグナス・グスタフソン
5月15〜16日予定の開幕戦クヌットストープは延期が決定。スウェーデン国内では引き続き「50名以上の集会禁止」の施策が続いている


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