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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.08.03 17:38
更新日: 2022.03.09 16:45

根本悠生 イタリアGT第1戦ミサノ レースレポート

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海外レース他 | 根本悠生 イタリアGT第1戦ミサノ レースレポート

 根本にとっては2017年のブランパンGTシリーズ・アジア第5戦上海ラウンド以来のGT3スプリントレース。本場ともいえる海外のレースにも関わらず、根本は周囲のドライバーに負けずとも劣らないアグレッシブなスタートを見せる。オープニングラップにて冷静に周囲のドライバーの癖や特徴を掴むと、早速2周目の10コーナーでインに飛び込みオーバーテイクに成功。接触もなくクリーンなバトルを展開しつつ、トップ争いに食らいついていった。

 当選手権はGT4との混走ということもあり、7周目辺りから早速周回遅れが発生。根本はスーパー耐久への参戦実績もあり、速度差のあるGT4との混走も最低限のロスタイムで上手く処理して見せた。安定したラップを刻み、レースが残り30分を切ったところでパートナーのトーマスにドライバー交代。初参戦にも関わらず高いポテンシャルを示した。

 その後トーマスは力強いレースを披露。クラッシュやセーフティカーが出動する中一時2番手まで順位を上げることに成功。GT4との接触を避けた際にコースオフしてしまうが、それでも総合3番手を死守し、同時にプロアマクラス優勝を飾った。

 日曜日に開催されたレース2ではトーマスがスタートを担当。スプリントらしい熱い戦いが各コーナーで繰り広げられる。三つ巴の戦いの中迎えた14コーナーで前方のフェラーリを捉えたトーマスがインに飛び込むと、そのまま行く先を阻まれてしまい接触。接触した左フロントに加え、右リアタイヤのパンクチャーを含む激しいダメージを負ったため、緊急ピットイン。そのままリタイアとなった。

根本悠生 コメント

「予選・決勝共にまだまだ課題は多く残るものの、FP1での不安定さを考慮すると、予選そして決勝でこれだけポテンシャルを見せることができたのは非常に良かったと思います。特にレース2、リザルト上はオープニングラップでの接触によるリタイアとなってしまったものの、セットアップ含めクルマのバランスは非常に良く、この週末でいかにチームがうまくマネージしビルドアップしてきたかを十分に示すことができたと思います」

「当然接触しリタイアというのは残念な結果ですが、他車と比べまだまだ十二分に戦えるということが分かり、我々ドライバーは既に次戦ムジェロに向け非常にポジティブに捉えています。メンタル面・フィジカル面で常に前を向ける用意しつつ、テクニック面でもシミュレーターを活用しつつ更に進化していきたいと思います。応援して下さった皆様ありがとうございました。次戦もどうぞ宜しくお願い致します」

イタリアGT スプリントチャンピオンシップ 第1戦ミサノ
イタリアGT スプリントチャンピオンシップ 第1戦ミサノ

イタリアGT スプリントチャンピオンシップ 第1戦ミサノ レース1 表彰台
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#19 ランボルギーニ・ウラカンGT3エボ
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