また2019年には、BTCCに参戦するホンダ系ファクトリーチームであるチーム・ダイナミクス協力のもと製作された世界最速の芝刈り機『Mean Mower V2(ミーン・モウアーV2)』をドライブし、ホンダ英国部門とともにギネス世界記録に挑戦。CBR1000RR Fireblade SPに搭載される999ccの4気筒エンジンを移植した『HF2622』で0-160km/h加速6.29秒を記録し、ワールドレコード・ホルダーにもなっている。
「BTCCは私がモータースポーツを始めてからずっと待ち望んでいた場所、それが敵うなんてまさに夢のよう!」と、シリーズ参戦決定の喜びを語ったホーキンス。
「実際に私はこれまで、個人的に参戦の可能性を模索してBTCCのドアをノックしたことがあったけれど、PMRのような強力なバックボーンを得て戦うことができるなんて想像すらしていなかった」と続けるホーキンス。
「私をサポートし、この素晴らしい機会に必要なあらゆる要素を整えてくれたみんなに心から感謝を捧げたい。これがBTCCにおける最初の輝かしい足跡になるよう、全力で挑むことを約束するわ」
多彩な技術と才能を持つホーキンス起用を決めたPMRチーム代表のアダム・ウィーバーは「ジェスがアストラBTCCでどんなドライブを見せてくれるか。今からとても楽しみだ」とし、彼女に対する期待の高さを語った。
「彼女は今年初めのテストに続き、先日のプライベートセッションでも私たちに感銘を与えるドライビングを披露してくれた。前輪駆動ツーリングカーでの彼女のデータやタイムを判断すれば、ノーフォーク州のトラック(スネッタートン)でも強力なコンテンダーのひとりとしてグリッドに並ぶことになるだろう」とウィーバー代表。
「彼女は、画面上のエンドロールに示されるスタントのクレジットからもわかるように、驚異的なマシンコントロールの才能を有しているだけでなく、一緒に仕事をするのに最適な人物であり、驚異的な商業的洞察力を有している。今後も力強い協力関係を築いていければと思っているよ」