2021年トタルエナジーズ・スパ24時間レースとの併催で、7月30~31日にベルギーのスパ・フランコルシャンで争われたTCRヨーロッパ・シリーズ第4戦は、予選からセバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)の新型ヒュンダイ・エラントラN TCRが席巻し、フロントロウを独占する。
しかし決勝は第3戦欠場から復帰のボルケーノ・モータースポーツ、ミケル・アズコナ(クプラ・レオン・コンペティションTCR)が2018年王者の貫禄を示す“ウイークエンド・ダブル”を達成し、週末を完全制圧する結果に。レース2ではミックスタイヤのチョイスも的中させ「結果には本当に満足している」と、選手権首位奪還からリードを大きく拡大する勢いを見せた。