2022年のNASCARカップシリーズにパートタイムでの新規参戦を計画するチーム・ヘイズバーグは、元ユーロシリーズ王者で24歳のロリス・ヘゼマンズをエースに据え、ロードコースを中心とした参戦プログラムをアナウンスしていた。

「現時点での彼らは新しく小さなチームであり、物事を成し遂げるにはまだ長い道のりがある。それでも現在、僕らはデイトナに焦点を当てているし、個人的にはもっと多くのレースに関われるよう願っている」

 昨年10月の参戦アナウンス直後にはシャーロットで初テストに臨んだチームだが、ビルヌーブが2月20日の『デイトナ500』本戦に初出場する場合、その3日前に実施される予選レースの結果が重要な指標となる。

 そのビルヌーブは以前、2008年にビル・デイビス・レーシングから同セッションに挑戦したものの、予選レースでクラッシュを喫して参戦枠獲得の権利を逸したこともある。

「世界にはインディ500、ル・マン24時間レース、デイトナ500など、僕にとって際立ったレースがいくつかある。それは限られた特別なレースに分類されるだけに、挑戦する機会が訪れた場合には、是が非でも試さなければならないんだ」と続けたビルヌーブ。

「だからこそ、こうしてデイトナで“Next-Gen”と呼ばれる次世代NASCARのステアリングを握ることができて良かったよ。このマシンのドライブは本当に印象的だし、新チームとの良いセッションが持てた」

「予選セットアップにはいくつか作業の面で課題があったが、パックで走るときはとても快適で速かった。チームにとってはここからが旅の始まりだが、僕らはうまく働き、ともに進歩していけると思うよ」

デイトナでは、パックによるドラフティングのテストも実施。スーパースピードウェイ用のエアロパッケージを検証した
「このマシンのドライブは本当に印象的だし、新チームとの良いセッションが持てた」とビルヌーブ
今後もラスベガス、マーティンズビル、ホームステッドでの走行が予定されている

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