そのWAUは、2021年の『バサースト1000』でチャズ・モスタート/リー・ホールズワース組が“グレイトレース”制覇を成し遂げたが、その活躍を受けホールズワースがグローブ・レーシングで今季のレギュラーシートを確保したことにより、新たにファビアン・クルサードとウォーレン・ラフのコドライバー契約をアナウンスした。
「2022年に向けWAUに加入できるのは素晴らしいことだ。今年のバサーストで一緒に何ができるか、本当に楽しみだし興奮している」と、このオフにはチーム・シドニーの買収によりレギュラーシートを失っていたクルサード。
「この1月に、今季フルタイムでドライブする予定がないことを知らされたとき、僕の焦点は『バサーストで勝つため、最良の機会であると感じるもの』に自分自身を合わせることに変わった。それがここにあったんだ!」
そのチーム・シドニー改め、新生プレミエア・レーシングとして参戦するクリス・ピサー、ギャリー・ヤコブセンの2台は、引き続きコカ・コーラをフィーチャーした22号車と、新たにサブウェイをメインパートナーに迎えた76号車を公開。エレバスも初代TCRオーストラリア王者ウィル・ブラウンを若きエースに据え、ブロディ・コステッキとともにメインパートナーであるブースト・モバイルを前面に押し出したカラーリングを披露した。
また、ティックフォード・レーシングはキャメロン・ウォーターズのおなじみモンスター・エナジー・レーシング6号車と、地元服飾ブランドのトレイディーが支援するジェイク・コステッキのリバリーをお披露目し、ホールデン4台体制のブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)も、ジャック・スミス(4号車)と新加入のアンドレ・ハイムガートナー(8号車)、ブライス・フルウッド(14号車)、そしてマコーレー・ジョーンズ(96号車)それぞれの新カラーリングを公開している。