フォーミュラEのアレハンドロ・アガグ代表は今回の企画について、「テクノロジー分野において世界で最も影響力のあるCESに、レースをeスポーツとして持ち込むことができた。引き続き新しく革新的な方法を模索していきたい」と興奮気味に語った。
従来のモータースポーツ界にはなかったeスポーツとの融合という発想について、eレース会場へ足を運んだFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も、「若いファン層の開拓は急務。そしてファンの嗜好は時代とともに変わっていくもの。デジタル領域でチャレンジできることについては今後もどんどん取り入れていきたい」と、積極的に協力していく姿勢を見せた。
このeレースの結果は、現在行われている2016/2017FIAフォーミュラE選手権の総合ポイントには反映されない。第3戦となる次回は、2月18日(土)に南米アルゼンチンのブエノスアイレスで開催される。
*2016年実績(主催者Consumer Technology Association発表資料による)