明けた日曜午前の予選シュートアウトでは、勢いに乗るウォーターズが続く2ヒートに向け連続ポールポジションを確保する。しかしレース2で反撃に打って出た2番グリッドのSVGは、早めの義務ピットでタイヤ交換を済ませると、熱入れを済ませてグリップ発動を得たセットでウォーターズを逆転。前日とは立場を入れ替え、今季9勝目を手にした。

 迎えた最終ヒートは、ふたたびポール発進を決めたウォーターズに援軍が現れ、昨季までフォードをドライブしたアンドレ・ハイムガートナー(ブラッド・ジョーンズ・レーシング/ホールデン・コモドアZB)が抜群の蹴り出しを披露。オープニングラップでSVGを捉え2番手に浮上する。

 行手を阻まれたチャンピオンはポジション挽回に14周を要し、その結果として、遅れた義務ピットを消化した時点でふたたびBJRの背後に戻る形となり、ハイムガートナーに対し2度目のオーバーテイクを強いられることに。

 首位ウォーターズを追う体勢を整えたときには、すでに大きくギャップが開いており、36周のチェッカーに向けモンスターエナジー・マスタングはペースをコントロール。フィニッシュラインを前に0.442秒差まで詰められたものの、ウォーターズが昨季タウンスヴィル以来となる週末“ダブルウイン”を達成した。

「本当にクールだね。僕らはここウィントンに来てからほとんどの時間を良い状態で過ごし、優勝、2位、優勝と2016年のチーム加入以来で最高の結果を得ることができた。昨季は土曜の勝利を日曜に再現することができなかった(タウンスヴィルでは11位)から、それができたのは今週末が初めてだ。間違いなくいい感じだね!」

 この結果、レースウイークを通じて終始、優勝戦線に絡み続けたSVGが選手権リードをさらに拡大し、この週末は「クルマに基本的なペースがなかった」と嘆いたランキング2位のシェルVパワー・マスタング、アントン・デ・パスカーレ(ディック・ジョンソン・レーシング/フォード・マスタング)に対し281点の差を構築。続く第6戦は、6月17~19日にヒドゥン・バレー・レースウェイにて『ダーウィン・トリプルクラウン』が争われる。

最終ヒートはふたたびポール発進を決めたウォーターズに援軍が現れ、アンドレ・ハイムガートナー(Brad Jones Racing/ホールデン・コモドアZB)が2番手に浮上する
3位表彰台のハイムガートナー「僕らに純粋なスピードがあることを証明できて、最高だ」
Tickfordの代表を務めるティム・エドワーズ(右)も「こんな最高の週末は頻繁に訪れるものではないが、一貫してこのレベルにいるのが目標だ」とチームを称えた

本日のレースクイーン

前田星奈まえだせな
2026年 / D1グランプリ
VALINO GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円