事前の悪天候予報が的中し、幾度ものセッション中止と都合8回に及ぶセーフティカー(SC)ランが発動する大荒れの展開となった『レプコ・バサースト1000』は、RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの盟主として挑んだレッドブル・アンポル・レーシングの王者“SVG”こと、シェーン-ヴァン・ギズバーゲン/ガース・タンダー組(トリプルエイト・レースエンジニアリング/ホールデン・コモドアZB)が、悪条件とペナルティにも屈せずペア2勝目を獲得。

 これでふたりはホールデン最後のシーズンに、ブランド通算36回目の“グレートレース”制覇の栄誉で華を添えるとともに、チャンピオンSVGはスコット・マクラフランがかつて記録した年間最多勝記録を更新する、シーズン19勝目を飾っている。

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