これによりBMW陣営は、引き続き“サテライト”的存在として参戦するヒルと、本家WSRでシリーズ4冠を獲得する不動のエース、コリン・ターキントン(残留正式発表前)、そしてシシリー・モータースポーツの活動休止により移籍加入となったアダム・モーガンの強力な布陣を形成する。そのWSR最後の1台には、昨季のオールトンパークで復帰後初優勝、キャリア4勝目を飾ったステファン・ジェリーの残留も発表されている。

「2023年もふたたびBMW 330e Mスポーツに乗れることを本当にうれしく思うよ。昨季も競争力はあったが、さまざまな理由で本来あるべき結果が得られなかった。ドライビングのあらゆる側面を改善するため懸命に取り組んできたし、自分でも改善できると思っている。すべてのレースを最後のレースのように戦い、全力を尽くしたいね」と、今季への決意を語ったジェリー。

 また、MBモータースポーツのマネジメント配下であり、これまでチームではデベロップメント・ドライバーとしてハイブリッド開発の役割を担っていた27歳のアンドリュー・ワトソンが、2023年に向けパワー・マックス・レーシング(PMR)との新規契約締結を発表。新たにヴォクスホール・アストラBTCCのステアリングを握り、ツーリングカー競技の最初のシーズンに乗り出すことが決まった。

「BTCCで競争する機会を得たことは本当にエキサイティングだ。チャンピオンシップ自体の競争が激しく、つねに挑戦したいと思ってきたからね」と、ブリティッシュGTチャンピオンシップからル・マン24時間まで、これまでスポーツカー耐久シーンでキャリアを積んできたワトソン。

「多くの面で僕にとっては大きな変化だが、チームの知識とプロフェッショナリズムがこの旅の助けになるだろう。前輪駆動への挑戦は興味深いものになるだろうし、僕もそれに取り組むことを楽しみにしている。経験豊富なチームが周りにいるから、今年は何人かの人々を驚かせることができると確信しているよ」

2023年もWSR残留が発表されたステファン・ジェリー(左)。残る1台はCiceley MotorsportのTBL枠を使用する
27歳のアンドリュー・ワトソンが、2023年に向けPower Maxed Racing(PMR)との新規契約締結を発表

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