日本では例年以上に注目を集めた今年のインディ500。その理由は、ずばり佐藤琢磨が、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)から参戦したためだろう。残念ながら琢磨は7位に終わったが、それでもプラクティスからトップタイムを連発するなど、“3度目のインディ500制覇”に向けた夢は見させてもらった。
そのインディ500が終わって時が経ち、あらためて思うのは「そもそも、琢磨はどのような経緯でCGRのシートを射止められたのか?」ということ。その経緯を、10年以上にわたって琢磨のマネージャーを務めているスティーブ・フューセック氏に聞いた。