フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、ネルソン・ピケとフラビオ・ブリアトーレのF1復帰は認められるべきではないと発言した。

　昨年、ピケはルノーF1チームから追われた後にシンガポールゲートを告発、これによってブリアトーレはF1から永久追放の裁定を受けた。その後ピケはF1シート獲得を目指しており、ブリアトーレも自らに課された罰の撤回を求めている。しかしドメニカリは、イタリアのラ・スタンプ紙に対し、ふたりともF1に戻ってくるべきではないと断言した。
「ピケはあのようなことをしたのだ。戻ってくることが許されるのは正しいことではない」
「ブリアトーレが以前と同じ役割につくことはないだろう。彼は他のチャンスを見つけなければならない」

　さらに、最近浮上したラルフ・シューマッハーのF1復帰に関しても、ドメニカリは否定的だ。
「私としては将来に目を向け、新しい才能を見つけたいね。F1はノスタルジアの世界と化すべきではない」