4度F1ワールドチャンピオンの座についたアラン・プロストは、フォーミュラEのコンセプトは評価しているものの、F1が将来完全な電気自動車のシリーズになることはあり得ないと語った。

 2011年、FIAは2014年のF1規則案として、ピットレーンでマシンはエレクトリックモードで走らなければならないとの項目を記載したが、その後、エンジンサプライヤーたちの要求によりこの規則導入を延期することが決まった。

 プロストの意見では、F1を完全な電気自動車で行うのはその性質上不可能だろうということだ。

「完全にEV化されることはないだろう。絶対ない」とプロスト。
「私が地球上に存在している間は不可能だと思う。我々はレースにおいてこの問題から遠ざかっている」
「完全な電気自動車でF1を行うことはあり得ない。それはうまくいかない。それはF1の本質ではない」
「一般の人々に対して投げかけられているメッセージは誤りだ。2年以内にすべての人々が電気自動車に乗るなどということは考えられない」

 DAMSと提携してフォーミュラEに参戦するプロストは、フォーミュラEのコンセプトに賛同しているが、フォーミュラEとF1は別物であると語った。

「フォーミュラEは完全に独立した全く別のカテゴリーだ。我々が行っていることは正しいし、必要な方向に進んでおり、そこで証明すべきものがある」
「フォーミュラEには、開発と啓蒙の要素が絡んでいる。都市に住んでいる人々を教育するのだ」

「メッセージが全く異なっており、私はこのメッセージを気に入っている。だが誤解してはならない。我々はF1で同じ方向に向かうことはない」

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