2015年シーズンを占う、最初のF1合同テストが本日スタートします。今回はスペシャル企画として、ヘレスからの現地情報を写真とともにお届け。まずは走行開始前日の「DAY 0(ゼロ)」を、どうぞ。
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2015年のオフシーズン最初の公式テスト、ヘレス合同テストが始まる前日のサーキットにやってきました。南欧のヘレスは晴れれば強い陽射しが降り注ぎますが、前日からの雨もあって雲がやや多め。気温は15度ほどで風も強く、やや肌寒い1日となりました。
ピットレーンでは午後5時からトロロッソの新車発表会が行われました。地元スペインのスポンサーである「セプサ」の提供で開催されるとあって、レッドカーペットの上で除幕式。多くのメディアが詰めかけ、最若手ドライバーコンビに注目が集まりました。
日本のファンにとっては最大の注目であるマクラーレン・ホンダ。ピットガレージまわりは昨年と比べて大きな変化はなし。もちろんマクラーレン・メルセデスのロゴは剥がされていますが、まだマクラーレン・ホンダのロゴは貼り付けられていません。ガレージの中は衝立に隠されて見えず。マシンとパワーユニットは、すでに組み上げられた状態で準備が整えられています。
ガレージの前に張られたテンサバリアも以前と同じく、マクラーレンのロゴが入っただけのシンプルなもの。まだピット周辺にホンダのロゴは見当たりません。
こちらが新生マクラーレン・ホンダのチームウェア。真っ白な地にマクラーレンとホンダ、モービル1のロゴだけがあしらわれたシンプルなデザインです。両肩の部分にも、いくつかのスポンサーロゴが並んでいますが、ちょっとサッパリしすぎ? さりげなく普段使いできそうではあります。
Tシャツは黒、前出のプルオーバーのパーカーは白です。パーカーは首もとの黒い部分がアクセントでしょうか。下半身は昨年同様、黒のカーゴパンツです。ピット周辺のカラーリング同様、チームウェアも暫定版なのかもしれません。
明日からのテスト走行に備え、タイヤも準備万端です。日本のエンケイ製のホイールも新車に合わせてスポークのデザインが新しく複雑なものになっています。まだホンダのスタッフの姿は見えませんが、ガレージ内では昨年のメルセデス時代よりも多くのパワーユニット関連スタッフが作業をしているようです。
トランスポーターを2台並べた、エンジニアオフィス。こちらも昨年まで側面に張られていたチームロゴやスポンサーロゴが剥がされていて、新たなマクラーレン・ホンダのロゴはなし。テスト初日までに何か正式なものが仕立て上げられるんでしょうか。
こちらは、ヘレスのパドックに設営されたマクラーレンのモーターホーム。2階建てのオフィス付きトレーラーにテントを張って運営しています。こちらもチームロゴなどは一切無し。隣にはジェンソン・バトンが寝泊まりする豪華な個人用モーターホームが駐まっています。
そして、テスト初日の前夜になって、ようやくガレージ裏にマクラーレン・ホンダのロゴが付きました!
明日はテスト初日のパドック周辺をレポートします。お楽しみに。