上海インターナショナル・サーキットへ向かう地下鉄11号線は朝から混雑が続き、お昼すぎにサーキットに到着したファンよれば「超満員」で、「駅からサーキット入口へ続く道は大勢のファンで膨れ上がっている」という。
さて、土曜日は雨に見舞われた上海だが、日曜日はとりあえず曇り空。今のところ雨が降る気配はない。日曜日の朝のパドックでこの状態を喜んでいたのは、メルセデスAMGのチームマネージャーを務めるロン・メドウ。「昨日の雨の中でのレッドブルの速さを考えると、ウエットよりはドライのほうが歓迎」と言っていた。
しかし、レッドブルの中にも、土曜日に雨が降って、日曜日にドライになったことを喜んでいるスタッフがいる。予選2位のダニエル・リカルド(レッドブル)のレースエンジニアを務めるサイモン・レニーだ。「みんなロングランで苦しむ中、我々は金曜日のフリー走行2回目に17周を走った。路面が改善すると、そのアドバンテージは消えるけど、土曜日の雨のおかげで、路面は再びグリーン(まっさらな状態)に戻ったから、我々には好都合だよ」と笑みを見せた。
ただし、ストレートスピードで20km/hもの差があるので、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)を捉えるのは、難しいという。「セバスチャン(ベッテル)が(ニコ)ロズベルグを抑えてくれれば、2位をキープできそう」というのが、レニーの予想だ。
不気味なのがロータスだ。ロマン・グロージャンを担当する小松礼雄レースエンジニアは今季初Q3にも「もっと上が狙えた」と、ロータスE22のポテンシャルの高さに自信をのぞかせていた。予選前にパワーユニットのトラブルで最後尾からスタートすることとなったパストール・マルドナド(ロータス)も、「今日の目標は8位」と鼻息は荒い。
なお、今回が初F1となるマルコ・マティアッチ(フェラーリ代表)にレースに向けて抱負を尋ねると、「…………」という反応だった。
決勝レースは日本時間の16時(現地時間15時)スタートです。
