「全レース、SSとSでもいい」(某チーム タイヤ担当エンジニア)

 上位を走るレッドブル勢とメルセデスAMG勢が揃ってチームオーダーを出すほど、タイヤに厳しいレースとなった昨年のマレーシアGP。今年のマレーシアGPに投入されるタイヤも、昨年と同様ミディアムとハードである。やはり今年も、昨年と同じような事態は起きるのだろうか。

「それはないでしょう」と答えるのは、あるチームでタイヤ担当エンジニアとして仕事する某氏。理由は「今年のコンパウンドは昨年より1ポジションずつ硬くなっているから」だという。つまりマレーシアGPで使用されるタイヤは、名称こそ昨年と同じ“ミディアム”と“ハード”だが、実際の硬さは“ハード”と“スーパーハード”と言える代物だというのである。

 ただし、そこは気まぐれなピレリタイヤ。硬いからといって、自動的にタイヤ交換が少なくなるわけではない。

「グリップ力が落ちている分滑るので、気をつけないと摩耗が酷くなることもある。特に今年はエンジンがターボになったことで低速域でのトルクが上がっているので、リヤタイヤに厳しいですから」

 ちなみに、この某チームのタイヤ担当エンジニアによれば、今年のピレリのコンパウンドなら、「シルバーストンと鈴鹿を除けば、全戦、スーパーソフトとソフトでも行ける」ほど硬いらしい。そのため、ドライバーは予選でタイヤを温めるのに苦労するだろうと語っている。

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日本人F1ジャーナリストの尾張正博氏がグランプリの現場から、ドライバーやチーム首脳の生の声、パドックを賑わせているニュースの真相、レースのキーポイントやサイドストーリーなどを自身の取材情報からお届けする。2013年はGPインサイドとしてお届けしていた

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