キミ・ライコネンの2011年プランは未だ不透明なままだが、アイスマンが1年でF1に戻ってくる可能性はあまり高くはないと、Motorsport.comが報じている。
シーズン当初は所属チームのシトロエンをサポートするレッドブルからF1に復帰するのではないかと見られていたライコネンだが、現状では同チームに残留するか、もしくは他のワールドラリーチームへ移籍するという見方がされている。
「次のプランが遅く決まるよりはむしろ早いほうがいい。ただ、それが常に可能というわけではない」と、ライコネンのマネージャーであるスティーブ・ロバートソンがフィンランドのトゥルン・サノマット紙に対して語っている。
「11月の終わりには、どの方向に進むかが分かればいいと思っている」
ロバートソンは、今年31歳のライコネンが今のところはラリーに残りそうだと述べる一方で、F1復帰の道も残されていると示唆した。
「我々はF1の誰とも交渉していないよ」とロバートソン。「だが、キミはドアを閉ざしてはいない。正しいオファーがあった場合に備えてうかつには話をしないんだ」
彼は、スポンサーのサンタンデルとフェルナンド・アロンソの加入によってフェラーリを去ったライコネンが、今年F10に乗っていればアロンソと同じ活躍を見せたはずだと主張する。
「フェルナンドと同じように活躍しただろう。今年の彼は素晴らしいシーズンを送った。フェルナンドから何かを奪い取ろうというわけじゃないんだ」
「誤解されたくはないが、キミもあのクルマで良い仕事をしたと思う」