フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネは、ホームレースのイタリアGPでアップグレードを施したパワーユニットを投入するにも関わらず、苦戦を覚悟している。

 パワーサーキットのスパ・フランコルシャンでライバルのメルセデスに太刀打ちできなかったフェラーリは、終盤まで3番手を守っていたセバスチャン・ベッテルも残り2周で右リヤタイヤのバーストに見舞われ、表彰台を逃してしまった。

 跳ね馬を率いるアリバベーネは、今週末に迎えるホームレースのイタリアGPに向け、PUのアップグレードを認めたが、F1屈指のロングストレートを誇るモンツァのレースでは再び苦戦を強いられると示唆している。

「モンツァのコース特性がスパやバルセロナに似ていることはとてもよく知っているし、我々のマシンにはあまり適していないこともね」と、アリバベーネが語ったと、grandprix.comが伝えている。
「何と言ってもイタリアGPだから申し訳なく思うが、私としては現実的でありたい。ティフォシをだます気は全くないし、私としては正直でありたいと思っているんだ」

 おそらくフェラーリは、2つのトークンを使用してパワーユニットをアップグレードさせてくるとみられているが、跳ね馬を率いるアリバベーネは劇的なパフォーマンスの向上には否定的だ。

「我々はいくつかのトークンを使ったが、それはごくわずかなものだ。したがって、“スーパーパワーユニット”というほどの価値ではない」

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