フェラーリドライバーのフェルナンド・アロンソが20日、アメリカのニューヨーク証券取引所を訪れ、取引終了を告げる鐘を鳴らした。
週末にテキサス・オースティンでのレースを終えたアロンソは、2週連続開催となる今季最終戦の舞台ブラジルへ向かう前にニューヨークを訪れ、チームのスポンサーであるサンタンデール銀行のゲストとして、鐘を鳴らす役を引き受けた。
さらにアロンソは、先日アメリカ東部を襲った巨大ハリケーン「サンディ」の被害者をサポートするために、米国赤十字社に25万ドル(2070万円)を寄付したことも発表した。
「ここでこうした機会をもてるなんて名誉なことだ」とアロンソ。
「以前、普通にテレビで見ていた光景に自分がいるなんて、なんだか変な感じがするね」
「F1はこの国を必要としている。だけど人気はまだまだだ。F1をプロモーションする努力がチームやドライバーにとっては重要だね」
「NASCARのようなアメリカのシリーズでレースをするかって?」
「試したこともないし、それについて考えたこともなかった。でも、将来のことなんて誰も分からない。F1のキャリアを終えれば、遅かれ早かれ可能性としてもありえるだろうね」