WTCC世界ツーリングカー選手権マカオのレース2でイバン・ミューラーが接触、アレックス・マクドゥエルがドライブしていたシボレー・クルーズが大きくクラッシュしたが、この接触についてミューラーは「避けられないものだった」と主張している。

 マクドゥエルはWTCCマカオの予選でリバースグリッドによりレース2のポールポジションを獲得。4番手走行中に、高速のマンダリン・ベンドでイバン・ミューラーに接触されスピン、激しくガードレールにクラッシュしてしまった。

 クラッシュしたマクドゥエルのマシンは激しく回転しストップ、セーフティカーが出動したが、幸いにもマクドゥエルに怪我はなかった。しかし、マクドゥエルは接触の原因がミューラーにあると信じて疑わないようだ。

「ミューラーが判断を誤ったのは間違いない。僕は前を走っていたペペ(オリオラ)をヒットしないように注意深く追っていくとともに、ミューラーからのアタックをしのいでいた。だけど、ミューラーは完全にフラットアウトで近づいてきた」とマクドゥエル。

「彼には僕たちがバトルしているのが見えたはずなのに、急に近づいて来てヒットしてきた。イバンがどう言おうとこれは彼の責任だ。僕はガードレールに激しく当たったけど、感謝すべきことに僕は大丈夫だったよ」

 一方のミューラーは、前を走っていたマクドゥエルのスピンについて、「この件については悪かったと思っている。だけど僕には何もできなかった」と語っている。

「マクドゥエルが突然姿勢を乱し、僕たちがふだんフラットアウトで踏んでいくところにいたんだ。彼はたぶん、前の周にくらべ10km/hか15km/hは遅かったと思う。アクセルを踏むべきところでブレーキを踏んでいたんだ。彼を避けようとベストを尽くしたけど、無理だったね」

「済まないと思っているけど、やれることは何も無かったね」

Crashes and victory in Finals WTCC Macau for Rob Huff and Tom Coronel

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