IZODインディカー・シリーズとダラーラは、2013年用に安全性と耐久性を改善する目的で昨年から使用しているダラーラDW12シャシーのアップデートを行っている。

 昨年からインディカーに採用されたダラーラDW12。後走車が前走車のリヤタイヤに乗り上げ空中を舞ってしまう、エアボーンを防ぐためにリヤタイヤ後方に構造物を設置、さらにサイドポンツーンの形状もリヤタイヤへの接触を防ぐ構造を採用するなど、今までのシャシー以上に安全面に考慮されたシャシーとなっている。

 今回の変更は、安全面と耐久性をさらに向上させる目的で行われ、サイドからの衝撃によりシャシーが回転する危険を減らすため、ドライバー肩部分両サイドのモノコックに「サイドインパンクト・ストラクチャー」という新しい部品が取り付けられる予定だ。

 このストラクチャーはモノコック内部に設置されるため、外観の変化はなく空力も変わらない。

 ダラーラの開発トップのアンドレア・トーゾは、「アンダーウイングから壁にぶつかった時、この部分に達っするとその衝撃のエネルギーを消すようにしたいんだ」と語る。

「アンダーウイングのデザインは、いくつかウイークポイントが含まれている。特定の衝撃負荷がかかることで、構造が失われてしまう。2012年のインディ500のプラクティス中に得た情報をもとに、我々はこれらのウイークポイントを修正することを決断した」

 また新しいブレーキディスクガードも導入されることが発表された。インディカーのウィル・フィリップスは、ピットストップ中に車軸がダメージを受けるのを防ぐために修正されたと語る。

「ブレーキディスクガードは、カーボンで作られている車軸が、タイヤ交換の際に一般的な6秒のピットストップの間にホイールによるダメージを防ぐものだ」

「これまでのものを使用して空力的に利点が及んだりしないように、この新しいブレーキガードディスクを使用することを今季のオーバル戦で義務付けた」

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