2012年にIZODインディカー・シリーズにエンジンサプライヤーとして参戦するロータスが、エンジンを供給するパートナーチームをロサンジェルス・オートショーの会場で発表した。
来シーズンからニューシャシーとなるインディカーは、現在参戦しているホンダのほかにシボレーとロータスがエンジンを供給し2005年以来となるエンジン競争が復活する。すでに引き続きホンダエンジンを使用するチームや、シボレーエンジンにスイッチするチームが発表される中、ロータスから公式に来季ロータスのツインターボV6レーシングエンジンを使用するチームが発表された。
ロータスエンジンの供給チームは、今季亡くなったダン・ウェルドンと共にインディ500を制したブライアン・ハータ・オートスポーツとドレイヤー&レインボールド・レーシング、そしてHVMレーシングの3チームだ。
ロータスのモータースポーツ・オペレーションのディレクターを務めるミオドラグ・コッツァは、「昨年のLAショーで、我々はインディカーのエンジンサプライヤーになることを発表した。そして12カ月経ったこの場所で、3つのチームにエンジンを供給する準備ができていることを発表する。ブライアン・ハータ・オートスポーツ、ドレイヤー&レインボールド・レーシング、HVMレーシングという3チームとの協力は我々に重要な意味をもたらしてくれ、IZODOインディカーシリーズで新しいスタートをきることができる。すでに成功し有名なチームがロータスを選んでくれてわくわくしているよ」と語っている。
新しいロータスV6ツインターボのインディカーエンジンは、インディアナポリスの新しいロータス・モータースポーツ・ファクトリーで引き続き開発がするめられ、近いうちにパートナーチームへ供給され、ラウンチイベントも行われる予定だ。