第11戦 ポコノ(ペンシルヴァニア州)
予選(7月6日) 8位:7番グリッドからポコノのレースに挑む
決勝(7月7日)22位:不運なアクシデントでリタイアに終わる
●予選(8位)
ABCサプライ・ホンダに乗る佐藤琢磨がまたもトップ10で予選を通過しました。土曜日の午後に行われたポコノ・インディカー400の予選において琢磨は8番手タイムをマーク。琢磨が予選でトップ10に食い込んだのは、これで今季5度目のことです。なお、2.5マイル(約4km)のトライ・オーバルコースであるポコノでインディカー・レースが開催されるのは1989年以来のこととなります。
2周の平均スピードで8番手に相当する219.124mph(約350.6㎞/h)を記録した琢磨は、予選で7位となったスコット・ディクソンにエンジン交換による10グリッド・ダウンのペナルティが科せられた結果、160ラップで競われる明日のレースに7番グリッドから出走します。
なお、今回のスターティンググリッドは3列で整列するため、琢磨は3列目のイン側からのスタートとなります。これはホンダ勢にとって最高位のスターティンググリッドです。
佐藤琢磨のコメント
「予選結果についてはとても満足しています。予選シミュレーションは1回しかできず、新しいトラックの割に準備にあたえられる時間はあまりなく、エンジニアやメカニックたちは素晴らしい仕事を成し遂げてくれたと思います。予選アタックは大いに楽しみましたが、ターン1とターン3ではバランスが大きく異なっていたので、コクピットで操作できるツールを駆使することとなり、とても忙しい思いをしました。このため、これを達成したときにはとても満足できました。いまはレースが本当に楽しみです」
●決勝(61 Laps)
7番グリッドからポコノ・インディカー400に挑んだ佐藤琢磨は、160周のレースの6周目までにトップ5に進出し、そのまま最初のピットストップを31ラップ目に行うと、メカニックたちはリアウィングのアジャストなどの作業を素早く行い、再びコースへと送り出しました。
その後のスティントで、琢磨はマルコ・アンドレッティとライアン・ハンター-レイに続く3番手に浮上。ただし、遅いマシーンに行く手を阻まれてひとつ順位を落とします。琢磨は61周目に次のピットストップを行いましたが、ここでハンター-レイと絡んでしまいます。
このアクシデントによりハンター-レイのマシーンはピットウォールに接触しましたが、琢磨のマシーンはより深刻なダメージを受けました。ABCサプライ・チームのメカニックはマシーンの修復に取りかかりましたが、残り周回数を考えると再スタートを切るのは不可能な状態です。このため琢磨は61周目でリタイアとなりました。
佐藤琢磨のコメント
「判断ミスをしました。少し速すぎました。リアのグリップが失われ、ライアンと接触してしまいました。アンドレッティ・スポーツ、ライアン・ハンター-レイ、そして彼のメカニック、そしてABCサプライのメカニックたちに深くお詫び申し上げます。チームは素晴らしいクルマを用意してくれたのに、自分のミスでそのチャンスを逃してしまいました」
(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
