IZODインディカー・シリーズの今季最終戦はフォンタナで予選が行われ、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)がポールポジションを獲得。タイトルを争うウィル・パワーは3番手、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は17番手となった。

 2012年のIZODインディカー・シリーズ最終戦は、フォンタナのハイスピード・オーバルが舞台。その予選でポールを奪ったのは、マルコだった。2周連続アタックの1周目をでマルコは217マイル台に載せ、今日の予選で単独走行で唯一217マイル台を出してみせた。

 2周目は214マイル台までダウンしたが、それでも2ラップ平均は216.069マイルとなり、ポールには充分。マルコにとって今季初、キャリア2回目のポールポジションだ。ちなみに、マルコの初PPは08年のミルウォーキーだった。

「ポール獲得の意味は、今シーズンの苦しさを考えると非常に大きい」とマルコは喜んだ。「今年は本当に厳しい戦いになっていた。このポールは自信に繋がる」

 予選2番手につけたのはライアン・ブリスコ(ペンスキー)。平均スピードは216.058マイルで、2ラップ合計タイムでのアンドレッティとの差は0.0029秒しかなかった。惜しくも2番手となったブリスコは、「ウォームアップラップのターン3でバンプに乗ってエンジンがリミッターに当たり、トップギヤにシフトした。それが良くなかった」と悔しがった。「ギヤ比の設定も、ごくわずかだが慎重過ぎた。それでも、マシンの仕上がり具合はかなり良かった」

 予選3番手はポイントリーダーのパワー、予選4番手はルーキーのジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン)、予選5位はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。

 ポイントランキング2位でタイトル獲得の可能性を持つハンター-レイは予選17番手だった。しかし、ポールポジションをチームメイトのマルコが獲得しているとおり、アンドレッティ・オートスポートのマシンはスピードを持っている。決勝の巻き返しが実現できるだろうか?

 今回のフォンタナの予選は、気温が摂氏39度にまで上がった猛暑下で行われた。明日のレースは夕方5時50分のスタート。ゴール時は完全な夜になる。予選とはまったく異なるコンディションでの戦いとなるのだ。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は予選16番手。水曜日の8時間に渡るテストに参加しなかった上、朝のプラクティスがフルコースコーション多発などで思うように走り込めず、マシンのセッティングを詰め切れなかったのだ。それでも、プラクティス時より時速3マイルも予選でスピードアップを果たしていた。

「8月にここで行ったテストでやり残したこともあって、今日のプラクティスではやりたいことが山ほどあったのに、ほとんどやれなかった。そういう状況としては、予選での自分たちは大きな進歩を遂げたと思います」と琢磨。

「自分たちの到達したスピードには満足しています。とても高い気温と路面温度で、路面のグリップは全体的に低かったけれど、マシンのバランスもまずまず。これから夕方に行われるファイナルプラクティスで多くのことを試し、レース用セッティングを決めます」

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