25日に決勝レースを迎える第98回インディアナポリス500マイルレース。23日に行われたカーブデーは、トニー・カナーンが227.838mphでトップスピードをマーク。2番手にスコット・ディクソンが続き、予選では不調だったチップ・ガナッシ・レーシングが1-2で最後のプラクティスを終えた。佐藤琢磨(AJフォイト)は、23番手だった。

 ベライゾン・インディカー・シリーズ第5戦にスケジュールされた今年のインディ500。決勝レース前最後のプラクティスが行われるカーブデーは、インディ500決勝レースに進出した33名のドライバーが走行。1時間のセッションで、25日に向けてマシンの調整を行った。

 この日速さを見せたのはチップ・ガナッシのふたり。昨年のインディ500ウイナー、カナーンは予選では16番手だったが、カーブデーでは227.838mphでトップスピード。予選11番手のディクソンも、カナーンに続き2番手スピードで記録した。

「今日は、ラップタイムは関係ないよ。でも、その位置に居るのはいいことだし、気分はいいね」とカナーン。

 3番手は、ベテランドライバーのタウンゼント・ベル(KVレーシング)、4番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、5番手は、ルーキーのミカエル・アレシン(SMPレーシング)が入った。

 インディ500とNASCARシャーロット戦のダブルに挑戦するカート・ブッシュ(アンドレッティ・オートスポート)は、22日の夜にNASCARシャーロット戦の予選に出場し、翌朝にはインディ500のファイナルプラクティスに出場し15番手のタイムを記録した。

 前回のプラクティスでクラッシュを喫しマシンを大破させたブッシュだが、アンドレッティ・オートスポートは、彼のためにマルコ・アンドレッティが次戦デトロイトで使用するマシンをレースに向けて用意している。

「僕は頑張らないといけないね。NASCARのみんなも言っていたけど、クルーたちに感謝しなければならないよ」とブッシュ。

 佐藤琢磨は、53周を走行し23番手だった。「今日はいいプログラムでしたね。忙しい一日でしたが……。僕たちは、今月ほとんどできていなかったトラフィックの中での走行ができました。まだ日曜に向けていくつか仕事が必要です。僕たちは、いくつかのアイテムをテストしていたんですが、それが高い気温になったときの調整に役立つと思いますよ」とコメントしている。

 カーブデー恒例のピットストップチャレンジは、スコット・ディクソンのターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングのクルーが制し、50,000ドルの賞金が授与されている。

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