2日、ウイリアムズチームは、2011年シーズン、HRTにトランスミッションシステムを供給することを明らかにした。
HRTはF1デビューイヤーの今季、他の新興チーム、ロータスおよびヴァージンと同様に、Xtrac製のギヤボックスを使用しているが、来季はウイリアムズ製のギヤボックスを使用することになった。現在ウイリアムズもHRTもコスワースエンジンの供給を受けている。
ウイリアムズのCEO、アレックス・バーンズは次のように述べている。
「ウイリアムズとヒスパニアはコスワースとの共通の関係を有していることから、これは論理的なパートナーシップである」
「我々のギヤボックステクノロジーは、競争力と信頼性の両方において優れていることを常に証明してきた。したがって、今回の合意は両チームにとって大きな前進となるだろう」
「この技術パートナーシップは、ヒスパニア・レーシングHRT F1チームにとって、パフォーマンス向上のための大きな前進である」とHRTのチームボス、コリン・コレスはコメントしている。
「我々はウイリアムズF1のような、コース上での素晴らしい記録と輝かしい歴史を持つエンジアリング企業およびレースチームと提携でき、非常に喜んでいる」
ライバルチームのロータスは、すでに来季レッドブルからギヤボックスの供給を受けることを発表しており、ルノーエンジンにスイッチする見込みだ。