IZODインディカー・シリーズが今季から変更したプッシュ・トゥ・パスシステムに対し、昨年のチャンピオンであるライアン・ハンター-レイも歓迎している。

 レース中のオーバーテイクを促進するために使用されている『プッシュ・トゥ・パス』ボタン。昨シーズンは、ボタンが押された後、5秒後にシステムが起動する仕組みだったが、今シーズンはボタンを押すと瞬時にシステムが起動するように変更することを先日インディカーは発表していた。

 昨年のシステム起動に関してはドライバーからも不満の声が上がっており、チャンピオンを獲得したハンター-レイもこの変更に賛成している。

「(起動の)ディレイがないほうがいいね。(昨年のシステムは)紙の上ではいいアイデアだったかもしれない、しかし実際にレースで使用する際は、混乱したよ。正しくはなかったんだ」

「コーナー出口でホイールスピンしてもキャンセルが効かない。悪夢のようなものだったけど、この変更でよくなるだろうね。いいプッシュ・トゥ・パスシステムを持ったよ」

「僕たちは、このシステムを使わなくても素晴らしいレースをすでにしている。だから、今シーズンはよりエキサイティングになるよ」とハンター-レイ。

 昨年チャンピオンを争ったウィル・パワーもライバルと同意見のようだ。

「システム起動のディレイは、本当に、本当に予測するのが難しかった。だからはるかに使いやすくなるだろうね」

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