2011年F1カナダGPの日曜決勝で、ヴァージンのティモ・グロックは15位、ジェローム・ダンブロジオは14位だった。
■マルシャ・ヴァージン・レーシング
ティモ・グロック 決勝15位
かなり特殊で難しいレースだった。僕が経験した中で一番長いレースの部類に入ると思うよ! レース終盤にはかなりペースがよくて、トゥルーリを抜けたんだ。でもその後両方のフロントタイヤがロックしてしまい、それが終盤に大きく響いた。少し残念だ。バイブレーションがひどくてストレートで全開にできなかったんだ。カーティケヤンが追いついてきた時、ポジションを守ろうとしたが、彼は最終コーナーでアクションを起こし、僕をコース外に押し出した。彼は僕をオーバーテイクする際にシケインをショートカットし、その際にジェロームが前に出た。最終ラップではタイヤが完全に終わってしまっていて何もできなかった。
ジェローム・ダンブロジオ 決勝14位
信じられないようなレースだった。レースの態勢で4時間も過ごしたんだ。こんなの初めての経験だよ。すごく特殊な状況だった。たくさんのアップ&ダウンがあった。赤旗の前に僕は2回ピットインしたが、リスタート後には突然ティモとレースをすることになった。何が起こったんだ?って思ったよ。クレージーな状況だった。最後のリスタートではブルーフラッグでかなりロスした。他のマシンを前に出すためにラインを外れて濡れたところを走らなければならなかったんだ。終盤はウエットセッティングのためにトップスピードで対抗できず、ポジション争いができなかった。でもすごいレースだったし、僕にとってものすごい体験だった。
