2月27日に決勝レースが行われたNASCARスプリントカップ開幕戦デイトナ500で、ブラッド・ケゼロウスキ(ダッジ・チャージャー)が決勝レースの赤旗中断時にツイッターで、中断の原因になった事故の様子などをツイートしていたが、NASCARはこの行為についてペナルティを課さないとした。

 27日の夜に行われたデイトナ500の決勝レースでは、ファン-パブロ・モントーヤ(シボレー・インパラ)がミッショントラブルによりスピンを喫し、コース上を乾かしていたジェットブロワーに激突。満載していたジェット燃料に引火し、レースは2時間の間赤旗中断となった。

 ケゼロウスキは、自身のツイッターアカウント(@keselowski)で、赤旗中断となった時点の車内から、iPhoneで撮った火災の写真を“Fire! My view”とツイッターに投稿。さらに、赤旗中断中にフォロワーとやり取りを行ったほか、FOXが中継したテレビ放送でも、ケゼロウスキの投稿した写真が使用された。

 スポーツ選手などがこぞってツイッターを使用しているアメリカでは、他のNASCARドライバーもテストの合間などにツイートをしたことはあったが、ケゼロウスキは赤旗中断中とは言えレース中にツイート。さらにケゼロウスキは、フォロワーとのやり取りの中で、ドライブ中レーシングスーツのポケットにiPhoneを入れており、事故後ポケットから取り出し撮影していたこと、iPhoneの電池残量が60%だったことなどを語っていた。

 ケゼロウスキの行為には疑問の声もあったが、NASCARは声明を発表し、ケゼロウスキのツイートはルールに抵触していないとし、さらに他のドライバーに対してもソーシャルメディアの活用を奨励した。

「NASCARは、昨晩のデイトナ500の間にブラッド・ケゼロウスキがツイッターを使用したことに関し、ケゼロウスキにペナルティを与えない。NASCARは、安全でいかなる危険も冒さない限り、ドライバーがソーシャルメディアを使用するのを奨励する」とNASCARは声明を発表した。

 ケゼロウスキによれば、月曜日のデイトナ500により、13万人フォロワーが増えたという。

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