ケータハムF1チームのオーナー、トニー・フェルナンデスが、今年、チームが前進を示せなければ、F1チームから手を引くと語った。

 2010年にF1に初参戦した彼のチームは、昨年までの4年間で1ポイントも獲得しておらず、2013年にはランキング11位と最下位に沈んだ。

 ケータハムが2014年のレースドライバーとして小林可夢偉とマーカス・エリクソンの起用を発表した21日、フェルナンデスは、レギュレーションが大幅に変わる今年が最後のチャンスであると考えていると語った。

「ここ(ファクトリー)で250人のスタッフに向けて話したのは、今年は結果を出すために全力を尽くさなければならない、ということだ」とフェルナンデスは、リーフィールドのファクトリーにおいて語った。
「これが最後のチャンスだ」
「ベストのインフラ、ベストのポテンシャルを持つドライバーを確保できた。だから結果を出せるかどうかは、今やスタッフ全員にかかっている」

 フェルナンデスは、チームに要求するのは、戦える力を発揮することであり、今年具体的な目標を定めているわけではないと述べた。

「チームが後方に沈むなら、私は続けるつもりはない」
「何か具体的に決めているわけではないが、5年間戦ってノーポイントという状況であれば、忍耐、資金、モチベーションといったものにも限界が出てくる。だから今年は重要な一年になる」

「自分たちが前進していると感じたい。チームに戦う力があると感じられれば素晴らしいことだ。だが戦う力がないのであれば、自身について真剣に分析し、『(続けることに)意味があるのか』と自問する必要がある」
「戦う力がなく、他のマシンより2秒遅いような状態なら、我々は何の進歩も果たせなかったということになる」

 ただしフェルナンデスは、今年は自分が期待しているような進歩が見られると考えていると強調している。ケータハムは、今年トヨタの風洞施設を使用する契約を結んだことも、彼は明かした。

「ただし、我々は結果を出せると確信した上で、私はこのようなことを言っている。そうでなければここには来ないだろう」

 万が一彼が手を引くと決めた場合は、チームを売却することになると見られている。

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