WTCC世界ツーリングカー選手権は第10ラウンドの鈴鹿を終え、残りは上海、マカオという中国での2ラウンドとなる。ドライバーズチャンピオンを争うシボレーワークスの3人のドライバーについて、チームは自由に争わせる意志を示している。

 今季、マニュファクチャラータイトルについては鈴鹿ですでに3連覇を決めたシボレー。どのラウンドでも、レース1では青いシボレー・クルーズがトップ3を占めることが多い今季のWTCCだが、レースオペレーションを担うRMLの代表レイ・マロックは、イバン・ミューラー、ロバート・ハフ、アラン・メニュの3人に、レースが始まればチャンピオンを目指して自由に争わせる意志を示した。

「マニュファクチャラータイトルが決まった今、3人のドライバーはもちろん自由にチャンピオンに向けてレースを戦ってもらって構わない」とマロック。

「RMLはいつものように、上海とマカオに向けて平等なイクイップメントを3人に与えるだけだ。ただ、ほんのわずかなミスでタイトルが決してしまうのは厳しい状況だね」

 鈴鹿に挑むまで同ポイントで争っていたミューラーとハフは、2レースを終えた後も同じくポイントを積み重ね、再び同ポイントでレースを終えた。

「まさにチャンピオンシップ争いの典型的な形と言えるだろう。私にとっては素晴らしいよ。2ラウンドとも、決勝レースをとてもエキサイティングなものにしてくれるだろうからね」

 ミューラーとハフが同ポイントで並ぶ一方、鈴鹿のレース1で日本での2連勝を飾ったメニュも、タイトルを諦めていないと語る。ミューラーとハフの345ポイントに対し、現在メニュは38ポイント差の307ポイントを獲得している。

「去年に続いて勝つことができたんだからね。楽しい週末だったよ。それに、鈴鹿を終えて選手権でもいい位置につけることができた」とメニュ。

「ロブとイバンから10ポイント差を縮めることができたので、僕はまだ選手権でも争えると思っているよ。ソノマで後退してしまったことは残念だったけど、それがなければまだ彼らと近い位置にいるはずだったんだ」

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