今週末に鈴鹿サーキットで開催されるWTCC世界ツーリングカー選手権に出場するシボレーのドライバーが、16日に都内で開かれた「シボレー・スピード・ナイト with ドライバーズ」に姿を見せ、最後の日本ラウンドで3年連続のタイトル獲得を誓った。

 “格闘技レース”の異名をとるハコの世界最高峰シリーズ「WTCC」で3年連続のダブルタイトルを目指すシボレー。すでに、今シーズン限りでの撤退を決めているため、日本での勇姿はこれが最後となるが、日本のファンの前でまずはマニュファクチャラーズ3連覇を決めるべく、今週末の鈴鹿に挑む。

 シボレーはこの日、都内のレストランでドライバーを迎えての応援イベントを開催し、ドライバーズ選手権でも王座を争うロバート・ハフとアラン・メニュが登場。あいにく、イバン・ミューラーは移動の飛行機がキャンセルになったため不参加だったが、それでも会場前には参戦車両のシボレー・クルーズ(モックアップ)が華を添え、イベントは大いに盛り上がりをみせた。

 今週末のレースについてふたりは、マニュファクチャラーズタイトルのためにひとつでも多くのポイントを獲るのが目標だと口を揃えた。さらに、昨年のポールシッターでレース1を制しているメニュは、「スズカは素晴らしいサーキット。WTCCで使うショートサーキットはファンにとってもより楽しめるよ」とコメント。
 同じく表彰台フィニッシュを果たしているハフも「去年はストレートの下り坂に驚いた。テレビではなかなか伝わらないけど、走ってみてビックリしたよ」と、鈴鹿でのレースを今年も楽しみにしていた。

 その鈴鹿では、来年からのワークス参戦を決めているホンダがスポット出場を果たすが、ファンとしては、迎え撃つ王者シボレーがどんな戦いをみせるのかにも注目が集まる。だが、ふたりの自信は揺るぎなかった。
「まだ評価するのは難しい。テストをしているのは知っているし、マシンを走らせるチームも優秀だ。早くキャッチアップするかもしれないけど、我々は引き続き強い」とメニュ。
 ハフも「彼らに言えるのはひとつ。初めてだからまずは完走するのが大事だ」と王者の余裕をうかがわせた。

 F1、WECに続く今週末のWTCC。最後の勇姿となる王者シボレーがどんな主役ぶりを演じるのか、開幕の20日が早くも待ちきれない。

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