ミハエル・シューマッハーは、F1に復帰したものの、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)には再加入しないかもしれない。

 GPDAは、安全性の問題を話し合い、F1を向上させるためのF1ドライバーの組織であり、1961年にスタートしたものの、その後活動を停止。1994年のアイルトン・セナの死亡事故の後、GPDAの活動は再開し、シューマッハーはこの組織で重要な役割を果たしてきた。
 GPDAにはほとんどのドライバーが加入しているが、2010年にF1に復帰した後、シューマッハーはGPDAに再加入をしていない。その理由は、現在会長を務めるペドロ・デ・ラ・ロサとシューマッハーはあまりいい関係ではないからではないかとの推測がなされている。

 2006年のモナコGP予選で、シューマッハーは故意にマシンをコース上にとめたと判断された事件があった。これはポールポジションを確保するためにフェルナンド・アロンソのアタックを邪魔するための行為であったと見られており、シューマッハーはペナルティを受けている。この際にデ・ラ・ロサはシューマッハーのこの行為を激しく非難した。

「ミハエルはGPDAの仕事を今も支持しています」とシューマッハーのスポークスウーマンでありマネージャーのサビーネ・ケームはドイツのビルト紙に対してコメントしている。
「でも再加入するかどうかは確かではありません。長年の間彼はこの分野で先頭に立って活動してきました。その職務を引き継いできた人たちに、今後もその仕事に取り組んでいってほしいと彼は考えています」

 一方、GPDA会長を務めてきたデ・ラ・ロサは、今季F1復帰を果たして多忙になるためこの職務を継続するかどうかを検討している。この件は次戦オーストラリアGPの前にメルボルンで再度協議される予定だ。

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