SUPER GT最終戦で、来季につなげる戦いを誓う
2012年10月27日~28日 第8戦 ツインリンクもてぎ
2012 SUPER GTも、シーズン戦はとうとう残り1戦となりました。最終戦の舞台となるのは、ツインリンクもてぎです。ツインリンクもてぎでのレースは2009年以来最終戦に設定され、いくつものチャンピオン決定の瞬間を作ってきました。SUPER GTが行われるサーキットの中では比較的新しいコースで、直線とコーナーをつなぎ合わせたようなストップアンドゴーと呼ばれるレイアウトが特徴です。コーナリング性能を武器とするSUBARU BRZ GT300にとっては、その武器を生かせる場面の少ないサーキットかもしれません。
今シーズンデビューしたSUBARU BRZ GT300にとって、もてぎは初めて戦うサーキットになりますが、オートポリスラウンド直前にもてぎで行われた合同テストに参加しています。山野哲也、佐々木孝太のドライバー2人は、2日間で実に144周を走りこみました。「タイヤを中心にテストを行ってきました。コンスタントラップで速いタイヤが見つかりましたから、オートポリスのように予選ポジションよりも上でレースできると思います」と山野は合同テストを振り返っています。
さらに最終戦に向けて、「残念ながら、今季BRZはチャンピオン争いに残ることができませんでした。しかし、来季を見据えるとこの最終戦もとても重要なレースなのです。チャンピオン争いをするためには、得意でないサーキットでもしっかりとポイントを獲得できる位置でレースをしなければいけません。照準は今回のレースではなく、来季。来季を見据えたセットアップと戦いをすることで、次のチャンピオン争いが見えてくると思います。もちろん今回のレースで結果を出したいという気持ちも持っていますが、同時に、来季に向けてBRZがパフォーマンスアップできる要素を見つけてシーズンを終えたいと考えています」と話しました。来シーズン、今以上にBRZが活躍するためにも、今回のもてぎ戦は重要なレースとなります。
SUPER GT第8戦もてぎは、10月27日(土)午後2時からノックアウト予選が始まります。これまでより50㎞短い250㎞での決勝レースは、10月28日(日)午後2時スタートの予定です。
