Press Release
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ アジアシリーズ最終地の上海へ帰還
【2015年10月17日、上海(中国)】
アメリカのセブリンでおこなわれる世界頂上決戦を前に、アジアでの最終レース開催のため、世界に名高い上海インターナショナル・サーキットに、ランボルギーニとブランパンがシリーズ史上7度目となる帰還を果たしました。
レースウィークエンド初日、スリルが渦巻くサーキットにはアジア全土のドライバーたちが再び集結し、高まる興奮と闘争心をゲストと共に分かち合いました。また、台風のなかランボルギーニ・ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ・レーシングカーがしのぎを削った前回の上海戦とは打って変わって、当日の空はからりと爽やかに晴れ上がりました。
今回のレースは、今年上海で開催されたふたつのレースの2戦目に当たり、今年で中国市場参入 10周年を迎えるランボルギーニの中国人オーナーに対する変らぬ献身を示すものです。ランボルギーニ主催のレースイベントは、フォルクスワーゲン・グループが主催する史上初のチャイナ・スピード・ウィークエンドの一環として開催されます。上海市郊外に位置する世界的に有名な上海インターナショナル・サーキットは、5.45km ものコースの長さ。アジアのレーサーたちの間で高い人気を誇り、難度の高いロングカーブやワイドな出口、現存するF1トラックのなかでは最長となるロングストレートで知られています。なかでも第1および第2コーナーの難度は高く、ドライバーの技量が試されるため、熱戦の舞台としては格好のコースとなっております。
初回の予選セッションでは、高い実績を持つランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・ヤングドライバーズ・プログラムのドライバー2名が、またしてもグリッドの先頭ポジションを獲得。中国で人気の PRO-AM クラスドライバーであるユアン・ボとイタリアの エデュアルド・リベラーティペアがポールポジションに着け、次いでマレーシアの アピプ・ヤジドが2番、スリランカ出身で本シリーズではベテランとなる PRO-AM クラスのディランタ・マラガムワとインドのアマーン・エブラヒムのペアが3番、元嶋佑弥とスカイ・チェンのペアが4番でのスタートとなりました。ヤジドはレースを制してトップでゴール、PRO-AMクラスではボとリベラーティのペアが1位、マラガムワとエブラヒムのペアが2位、中国のアンソニー・リュウ が3位を獲得しています。一方 AMクラスでは、インドネシアのアンドリュー・ハリャントとマレーシアのマーク・ダーウィンのペアが1位でゴール、2位には水谷晃と野間一ペア、3位には同じく日本の木村武史が入りました。
5ラウンド目となる本レースに臨んだドライバーたちは、車両に馴れた様子で、次なるレース開催地であるセブリンでの世界頂上決戦出場への高い意欲が見られました。アジアシリーズの覇者たちは、ワールドファイナルで全世界の選ばれし精鋭たちと火花を散らすこととなります。レースは明日も続き、上海インターナショナル・サーキットでは、さらなる攻防が繰り広げられることでしょう。
アクション入り乱れるランボルギーニのレース2日目、上海インターナショナル・サーキットで終幕
【2015年10月18日、上海(中国)】
本年度2度目の上海開催となるランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオのレース2日目は、青空のもとでスタートしました。アジアシリーズの最後を飾る本レースの勝者は、本シーズンのアジアファイナルおよびワールドファイナルをフロリダのセブリンで戦うことになります。グリッドに整列したドライバーたちの間には、緊張感が漂いました。8ヶ国から集ったチームの車体には、色とりどりの鮮やかなカラーリングが施され、観客の目をくぎ付けにしていました。また、ランボルギーニ・ウラカン LP620-2は、そのルックス、サウンド、スピード、パフォーマンスで、見る者すべてを圧倒。またとな
い理想的なレースコンディションも相まって、素晴らしいレースが期待できる幸先の良いスタートを切りました。
チャイナ・スピード・ウィークエンドの期間中、本サーキットではスリルあふれる数々のイベントに加え、ランボルギーニと並びイタリア・モータースポーツ界のレジェンドと称されるドゥカティによるライダー向け体験プログラムが開催されました。華麗なレーシングマシンが勢揃いして、観客や関係者らを大いに喜ばせました。好コンディションのもと開始されたレースは、そのまま全50分間つつがなく終了。スターティンググリッドでは、マレーシアのアピプ・ヤジドがポールポジションに、中国のアンソニー・リュウ が2番目、落合俊之が3番目、そして中国のユアン・ボとイタリアのエデュアルド・リベラーティペアが4番に並びました。
セーフティーカー方式でスタートしたドライバーたちは、その後フルスロットルでレースを展開し、自然吸気V型10気筒エンジン特有の轟音をとどろかせながら観客スタンドの前を猛スピードで駆け抜けました。ここでもトップとなったのは、ポールポジションでスタートしたランボルギーニ・ヤングドライバーズ・プログラムの修了生アピプ・ヤジド。その後に着けたアンソニー・リュウがPRO-AMクラスにおける首位を獲得、2位にユアン・ボとエデュアルド・リベラーティペア、3位には内田雄大が入りました。一方AMクラスの順位は、1位がインドネシアのアンドリュー・ハリャントとマレーシアのマーク・ダーウィンペア、2位が水谷晃と野間一ペア、3位が中国のリー・チャオとZhu Junhanペアとなっています。
中国進出10周年を迎え、アウトモビリ・ランボルギーニのマネージング・ディレクターであるフランチェスコ・スカルダオーニは、次のようにコメントしています。「中国は、ランボルギーニにとって重要な市場です。また、2015年を機に、ランボルギーニは心意気も新たに同市場に注力していきたいと考えております。ランボルギーニは最高級のサービスを提供するべく日々努めており、今後もお客様にお喜びいただけるよう、ピュアかつ最先端、未来を先取りした商品やプログラムの開発を追求して参ります。」先日、アウトモビリ・ランボルギーニ・チャイナが開始したのが、国内の魅力的な景勝地や地域をめぐる『チャイナ・ジロ』なるスリリングなロードツアー。また、地元の顧客を対象とした無料の車両サービスもおこなっています。
2日間にわたるスリルリングなレースも終わりに近づき、関係者、レーサーおよびチーム一同は、すでにアメリカ・セブリンで開催される待望のワールドファイナルに意識を集中させています。今年最後のレースで、世界各国から集った精鋭たちが、誰もが熱望してやまない表彰台の頂点を賭けて全力でぶつかり合い、世界最高のランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・レーサーの栄冠にふさわしい者を決定するワールドファイナル。手に汗握る驚異のレースイベントとなることは必至です。シリーズの最後を締めくくるにふさわしい白熱したアクションの数々にご期待ください。
●Podium Results – Race 1
PRO-AM カテゴリー
#8 ユアン・ボ / エデュアルド・リベラーティ
#24 アマーン・エブラヒム / ディランタ・マラガムワ
#37 アンソニー・リュウ
AM カテゴリー
#18 アンドリュー・ハリャント/マーク・ダーウィン
#39 水谷 晃 / 野間 一
#7 木村 武史
●Podium Results – Race 2
PRO-AM カテゴリー
#37 アンソニー・リュウ
#8 ユアン・ボ / エデュアルド・リベラーティ
#23 内田雄大
AM カテゴリー
#18 アンドリュー・ハリャント/マーク・ダーウィン
#39 水谷 晃 / 野間 一
#96 リー・チャオ/ Zhu Junhan
■ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2015 レースカレンダー
富士(日本)6月20、21日
上海(中国)7月11、12日
クアラルンプール(マレーシア)8月8、9日
センツル(インドネシア)9月5、6日
上海(中国)10月17、18日
セブリン(アメリカ)11月19、20日
ワールドファイナル
セブリン(アメリカ)11月21、22日
ランボルギーニのレース活動に関する最新情報は、以下の公式ウェブサイト(スクアドラ・コルセ部門)をご覧ください。
www.squadracorse.lamborghini.com
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