FIAは、F1のスーパーライセンスを発給するための指針となる、新たなポイントシステムの詳細を公表した。

 昨年、トロロッソが2015年のレースドライバーとして当時16歳だったマックス・フェルスタッペンと契約するなど、ここ数年はF1においてドライバーの低年齢化が進行、危惧されている。

 こうした流れを受け、FIAは昨年12月に、2016年からのスーパーライセンス発給条件を数値化した新たなポイントシステムを批准した。

 このシステムでは、FIAが定めた選手権のランキングごとにポイントが与えられており、スーパーライセンスを申請するドライバーは、これらの選手権で過去3シーズンの間に最低40ポイントを獲得することが必要になった。

 今回、FIAがポイント付与の対象に挙げたのは大きく分けて11の選手権およびカテゴリーで、そのうちGP2、WEC世界耐久選手権(LMP1のみ)、インディカー、ヨーロッパF3、そして今後実施が予定されているFIA F2という5つの選手権には、タイトル獲得でスーパーライセンス発給条件を満たす40ポイント以上が与えられている。

 一方、これまでGP2と同格に考えられていたフォーミュラ・ルノー3.5は、GP3と同じくチャンピオンになっても30ポイントしか取得できない。また、日本のトップフォーミュラで、近年はF1に迫るスピードをみせているスーパーフォーミュラは、GP3よりも低い20ポイント(タイトル獲得)しか手にすることができない。

 なお、スーパーライセンスを受給するには、上記のポイントに加えて、有効な運転免許を持っていること、18歳以上であること、F1のスポーティングレギュレーションに関する知識を有していること、さらに現行あるいは最近のF1マシンで300kmのテスト走行を行うこと、マイナーフォーミュラにおいて最低でも2年間参戦した経験も必要とされる。

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