セナの死から約15年の時を経て、プロストが明らかにした“真実”
「アイルトン、君は誰かを殺してでもタイトルが欲しいのか?」
「セナは私を倒すだけじゃなく、破壊したかったんだ」
アイルトン・セナ生誕50年となる2010年にレーシングオン編集部が贈る、書き下ろし原著のまったく新しい「セナ・プロ」関連本です。
原書は2009年に英米で刊行された『Senna Versus Prost』で、本書はその邦訳版です。著者のマルコム・フォリー氏はスポーツライターとして30年以上の実績を誇るベテランで、長年にわたりF1グランプリを現場で取材してきています。
セナに関する書籍はこれまでにも数多く刊行されていますが、本書の最大の特徴はアラン・プロスト自身の2008年時の回想がほぼ全編に編み込まれている点です。
1994年のセナの死から約15年を経てプロストが本著のためだけに語ったインタビューは非常に貴重で、これまでに語られてきた事実の焼き直しではなく、「セナ派」にも「プロスト派」にも、またもっともF1が光り輝いていた時代をあらためて知りたい人にも、オススメの1冊です。
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