2013年バーレーングランプリ予選
決勝では多彩な戦略が可能に

2013年4月20日、サクヒール
メルセデスのニコ・ロズベルグが、P Zeroホワイト・ミディアムタイヤで1分32秒330を記録し、日曜日の決勝ではポールポジションからスタートします。今回のグランプリ用として、PZeroオレンジ・ハードタイヤとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤが選択されています。2013年型ミディアムタイヤを使用したロズベルグのポールタイムは、昨年、ソフトタイヤを使用して記録されたレッドブルのセバスチャン・ベッテルのポールタイム1分32秒422よりも速いものでした。バーレーンでのロズベルグのポール獲得により、1950年代、ファン・マヌエル・ファンジオとスターリング・モスの時代以来のメルセデスによる連続ポールポジション獲得となりました。

午前中に行われた最終フリー走行(FP3)では、各ドライバーはハードとミディアムの両コンパウンドを使用しました。フェラーリのフェルナンド・アロンソが、セッション終盤にミディアムタイヤで1分33秒247の最速タイムを記録し、路面の改善状態を強調しました。先に課されたグリッドペナルティにより、日曜日のグリッドは、予選のトップ10タイムと異なった様相を呈します。この点は、予選においていくつかのチームの戦略に影響を与えました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「中国とは異なり、路面温度が40°Cを超えるここバーレーンでのタイヤマネージメントの鍵は、熱によるデグラデーションになりそうです。トラクションとブレーキングの度に、この点が特にリアタイヤにチャレンジを課し、制限的要因となります。路面の改善は進んでいますので、タイムは次第に速くなるでしょう。既に今年のポールタイムは、ソフトコンパウンドで記録された昨年のポールタイムを上回っています。両コンパウンド間の性能差は、中国グランプリ時よりも小さく、約0.6秒となっているため、明確な単一の戦略ではなく、多様な戦略が可能になるでしょう。この点は、予選でも既に見られ、各セッションにおいて各チームの異なるアプローチが見られました。バーレーンでは、他の多くのトラックよりもオーバーテイクが容易です。そして、ミディアムを主体とするチームもあるでしょうが、ハードタイヤが決勝では主役になりそうです。フリー走行中にメルセデスのハミルトンのマシンで発生した問題は、タイヤの構造的な欠陥によるものではなく、路面上のデブリによるものと思われます」

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