今年マルシャからF1デビューを果たしたマックス・チルトンは、ジュール・ビアンキのことは昔からよく知っており、彼がチームメイトになったのは自分にとっていいことだと語った。

 21歳のチルトンと23歳のビアンキは、カート、イギリスF3、GP2などで一緒に走った経験を持つ。

 マルシャはチルトンのチームメイトとしてルイス・ラジアと契約していたが、スポンサーの支払いが遅れたためラジアとの契約を解消、3月1日になってビアンキと契約を結んだ。

 フォース・インディアのサードドライバーとしてフリープラクティスで走った経験があるビアンキは、マルシャMR02で十分なテストができないままF1初レースを迎えたものの、今年ここまでの2戦では予選でも決勝でもチルトンより上位の結果を出している。

「ジュールの加入はかなり遅かったから、(冬季)テストで僕はたくさん走行できた。僕にとってはボーナスのようなものだ」とチルトンはF1公式サイトのインタビューにおいて語った。
 ラジアの契約に疑問が生じてからビアンキの起用が決定するまでの間、シーズンオフテストではチルトンがずっと走行を担当した。

「ジュールがチームメイトになったのは別にショックではなかった。今まで長い間、彼と一緒にレースをしてきた仲だからね。カートでも一緒に走ったし、F3やGP2でも競い合った。彼のことはよく知っている。彼はF1マシンでの経験を積んでいるから、僕にとっていいチームメイトだ。チームにとってもいいことだと思う」

 デビューから2戦を終え、すでにたくさんの学習をしたとチルトンは言う。

「最初の2戦の一番の目標はクルマをチェッカーまで持っていき、ケータハムに勝つことだった。(オーストラリアでは)この目標を達成した。オーストラリアでもマレーシアでも問題が発生し、それがマイナスになったけれど、完璧な週末より完璧でない週末の方がたくさんのことを学べる。最初の2戦から多くのことを学習し、たくさんの経験を積んで次の2戦に臨むことができる」

「チームメイト以外のドライバーとはあまり一緒に過ごす時間はない。会うのはドライバーズパレードやドライバーズミーティングの時ぐらいだよ。でも他のカテゴリーで一緒だったドライバーは何人もいて、そういうドライバーたちのことはよく知っている」
「ドライバーズパレードで自分がセバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソの隣に立っていることをまだ現実だとは思えないんだ。でも大勢のドライバーたちがすごく歓迎してくれて、居心地悪く感じることはなかった。あと数戦たてば完全にリラックスできるようになると思う」

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